笠岡市内の遊び場をリレー形式で紹介!
今回の紹介者は新山地区自治会 会長 山部明道(やまべあきみち)さん。
笠岡市の北エリアに位置する新山地区の「井笠鉄道記念館」をご紹介いただきます。
長らく新山地区に住む山部さんは、ご自身も井笠鉄道を利用していたひとりです。
井笠鉄道は、大正2年から昭和46年にかけて笠岡駅から井原方面、矢掛方面、
また広島県福山市の神辺方面をつなぐ公共交通機関として、人々に親しまれました。
時代の流れを経て廃線となった今でも、井笠鉄道記念館に行くと
当時の貴重な記録や思い出をたどることができます。
今年(令和6年)で開館からちょうど10周年!
実際に走っていた当時のままの機関車や鉄道ならではの珍しい道具などを展示している、
鉄道ファンはもちろん、お子さま連れの家族にも人気の施設です。
開館時間、詳しいアクセス方法などはこちらをご覧ください → 井笠鉄道記念館
井笠鉄道の「新山駅」の駅舎だった建物を利用して開館した記念館。
屋外に展示された実物の機関車と緑色の客車が目印です。
記念館横に無料の駐車スペースもあるので、車で来る方が多いとのこと。
記念館を管理するのは、新山地区自治会の方々です。
実際に井笠鉄道を利用していた方々もいるので、受付を訪れた際は当時の話を聞けるかもしれませんよ(^^)
屋外に展示された車両は自由に見学できます。
客車の中での電車ごっこや、機関車に乗って運転している雰囲気を味わったりと、
子どもたちも思い思いに楽しんでいました(^^)
展示されているピカピカの機関車とやさしい緑色の客車は、現在のJRなど、私たちが見慣れている
電車や新幹線よりも小さめなつくりで、やや可愛らしい印象も受けます。
数十年の前の車両とは思えないほど、綺麗で保存状態が良いのは
運営されている方々の日々の管理のおかげです。
現在、本業の傍ら、井笠鉄道記念館で展示されている車両整備などをボランティアで行っているのが
井笠鉄道ホジ9保存会 会長 渡邉靖貴(わたなべやすたか)さん。
趣味が高じて、日々の整備や記念館のイベントでも活躍されている、
今では井笠鉄道記念館には欠かせない人物のひとりです。
井笠鉄道、車両などに関する知識がとても豊富な渡邉さん。整備などの為に不定期で井笠鉄道記念館に
足を運ばれているので、会えた方はいろいろ聞いてみてくださいね。
渡邉さんのイチオシの展示品は当時の客車内の灯りとして使用されていた「ランプ式室内灯」。
現存するものは少なく、国内では展示で見ることができるのは稀だそうです。
実物はぜひご自身で来館して確かめてみてくださいね。
そして!来たる令和6年3月17日(日)には井笠鉄道記念館にて
「井笠鉄道記念館まつり」が開催されます!!
毎回子どもたちに大人気のミニSLや美味いグルメの出店など、家族みんなで楽しめるイベントです。
食べ物の販売はお昼頃には完売してしまうことが多々あるので、午前中に訪れるのがおススメですよ、
と教えていただきました。
第8回 井笠鉄道記念館まつり
日 時:令和6年3月17日(日)9:30~14:00
場 所:井笠鉄道記念館、JA晴れの国岡山笠岡北支店駐車場、光陽産業(株)駐車場
この機会にぜひ井笠鉄道記念館に足を運んでみてくださいね!